日本にはGWやお盆、年末年始など何かと大型連休があります。
大型連休の時はいつもニュースになるのが、高速道路の渋滞。
- 「渋滞の時はどこの車線が一番早く抜けられるの?」
- 「何かみんなハザードランプを点灯してるけど…」
- 「えっ・・・これルール違反なの・・・知らなかった」
など、意外と知らない車のルールやマナー、豆知識など知っておかなければまずい知識をまとめました。
意外と知らない交通ルール8選
車を長く乗っている人でも意外と知らない人が多いのが交通ルール。
例えば、高速道路を走っていると、追い越し車線をずっと走っている車を見かけたりしませんか?
実は、追い越し車線をずっと走っているのは違反に当たり反則切符を切られる可能性があります。
また、高速道路の左側から追い越しも禁止です。
ざっと多くの人が意外と知らないルールについて、交通教育センターのウェブサイトより引用します。
- 高速道路の車間距離を空けていない(100km/hなら100mの車間距離が必要)
- 後続車が近づき追い抜こうとしたときにスピードを上げたり左によらなかったりと邪魔をする
- 追い越し車線を走り続ける
- 高速道路でのガス欠
- むやみにクラクションをならす
- 対向車、歩行者がいるときのハイビーム、いないときの夜間のロービーム(前者がロービーム、後者がハイビームがルール)
- サンダルやハイヒールでの運転
- 高速道路で左側からの追い越し
※出典:交通教育センターHP
あなたは知ってる?見落としがちな車のマナー
車を長く運転している人は、教えられなくてもそういう場面に遭遇して、「あ!なるほど、こういう時はハザードランプを点灯させるのか・・・」と自主的に覚えていくと思います。
ただ、車運転は週末のみとかになるとなかなかそういった画面にも遭遇しません。
例えば、高速道路を運転していて、前方で渋滞を発見した時はハザードランプを点灯させるのがマナーです。
このハザードランプの意味合いとしては、後続車への合図です。
というようなマナーの使い時が高速道路で特にGWなどのような渋滞時にはよく起こります。
あの車全然マナーしらねーじゃん・・・と言われないようにしっかりと理解をしておきましょう。
よく使う車のマナーについて下記にまとめておきます。
- 渋滞の合流は1台ずつ
- 右折時はギリギリまで中央に寄せて待つ、右折信号がでたら即座に右折する
- 高速道路で前が詰まっているのに気づいたらハザードを点灯して後続車に教える
- 視界が悪い時にはライトをつける
- 対向車、前方車があるときはハイビームをつけない
- 道を譲ってくれたときにはお礼をする(ハザード点灯、会釈、手を上げるなど)
- 信号待ちで左側に脇道がある場合はその道をふさがないように空けて停車する
※出典:交通教育センターHP
GWの渋滞を少しでも楽に抜けたい・・・知っておきたい豆知識
渋滞の時は大型バスやトラックがいる車線の方が進みが良い
大型バスやトラックは、無線でバス同士、トラック同士が連絡を取り合っています。
また、背が高く遠くまで見ることが出来る為、渋滞時にどちらの車線の方が進みが良いのか見渡すことができます。
長い渋滞にはまったときは、大型バスやトラックがよくいる車線にいた方が結果的に渋滞を早く抜け出す確率が上がります。
渋滞の時は右側車線と左側車線どっちが早いの?
渋滞の原因は、ほとんどが追い越し車線と言われています。
渋滞時にどちらの方が早く進めたかというと、実は右側車線(追い越し車線)よりも左側車線の方が早いんです。
前述した近くに大型のバスやトラックがいない場合は、左側車線を走るようにしましょう。
渋滞情報をリアルタイムで調べられるアプリ「渋滞情報マップ」
渋滞情報マップを利用すると、高速道路だけではなく、一般道の交通情報をほぼリアルタイムで表示する便利アプリです。
GWやお盆などの渋滞が予想される時期はもちろん、休日や祝日の車を使ってでの遠出にも便利なアプリです。
【おまけ1】あっやばい!ガソリンが切れそうだ、給油口はどっちだ?
新しい車に買い替えたときや人の車の運転、レンタカーなどの運転でガソリンを入れるときに迷ってしまうのが、給油口が左?右?どっちにあるかだと思います。
実は、給油パネルを見るとしっかり明記がされています。
給油のマークの横に三角形のマークが付いていると思います。
三角形のマークが「左向きは左側に給油口」「右向きは右側に給油口」です。
ちなみに、日本車の場合は、7-8割が左側に給油口があるようです。
【おまけ2】若い人知ってる?スピード出しすぎると鳴るキンコン音
今の10~20代前半ぐらいまでの人は知らない人が多いのではないでしょうか。
実は1986年より前に製造された車には全て「速度警告音」という機能が備え付けられていました。
なので、GWやお盆などの帰省で高速を長距離運転していたような家庭であれば、一度は聞いたことあるのではないでしょうか?
普通自動車は105キロ以上のスピードを出してから、軽自動車は90キロ以上のスピードを出したら鳴っていました。
【おまけ3】お相撲さんは車を運転することができない
プロ力士は実は車を運転することができません。
大きな体系をしているので、そりゃー運転していると危ないからでしょ?と思われがちですが、そうではなくて「相撲協会の自主規制」で決まっています。
ですので、相撲選手と一緒に車を乗るときは、運転は力士ではない人に運転させるようにしてください(笑)