人生の中で大きなイベントと言えば、結婚、出産、子育てなど様々なことがあるかと思います。
そしてそんなイベントには「車の買い替え」を検討しなければならない場合もあるでしょう。
特に「子供が生まれた」ときなどは悩みに悩んで買い替えを検討しなければならないのではないでしょうか。
- そもそもどんな車を選べばいいのか分からない
- 子供の数が分からないから、買い替えを迷っている
- 子育てが始まるのにローンを組んでもいいのか
今回は「子供が生まれた」という大きなライフイベントが起きた場合に、どんな車買い替えが理想なのか、またどんな車種がオススメなのかを解説します。
この記事を読み終える頃には、生まれてきた子供のためにどのような車種を選択をするのがいいか、分かるでしょう。
子供が生まれたらこんな車がオススメ
子供が生まれたのにこんな小さい車でも良いのか…と不安を覚えてはいませんか?
しかしどんな車を選べばいいのかも分からない…とさらに不安な気持ちが倍増していませんか?
子供が生まれた際の車買い替えに必要な装備やオプションなど、詳しくご紹介していきます。
スライドドアは必須
子供が生まれると、車でお出かけしてピクニックやお買い物などたくさんの思い出を作りたいかと思います。
そんなとき必須とも言えるのが「スライドドア」です。
子供を抱っこしながら大量の子供用荷物を抱えることを想像してください。
その状態で一般的な横開きのドアを開閉すると、隣の車や壁と接触してしまわないか不安ではないですか?スライドドアが付いていればそんな不安はなくなります。
スライドドアはドアの開閉時に幅を取ることがないため、子供や荷物を抱えている状態であっても隣の車や壁にぶつかるリスクが格段に低くなるのです。
さらにスライドドアの多くは、ドアの開口部が広くなっているため子供や荷物の乗せ降ろしがしやすいことはもちろん、自分自身が乗り降りすることも楽になります。
車を購入した後何百回、何千回も子供の乗せ降ろしや自分の乗り降りはありますから、トータルで見ても楽になることは間違いないでしょう。
以上のことから、スライドドアの付いた車をオススメします。
三列目シートは用途に合わせて
これからの家族計画を考えた場合、三列目シートが必要だと判断する方もいるかと思います。
しかし本当に必要な装備なのか良く考えましょう。
まずは「この車には通常何人乗るのか」を考えます。
子供含めて3人しか乗らない場合は三列目シートがあるメリットはあまりないでしょう。
しかし親御さんや友人など、頻繁に4~5人乗車する場合は三列目シートが必要になります。
なぜならチャイルドシートが意外にも大きいからです。
チャイルドシートは子供を守るために設計されており、そのため子供を包み込むような形をしています。
そしてクッション性を持たせるために厚みがあるのが特徴です。
結果的に子供よりも大きなサイズとなり、場合によっては大人1名分以上の幅を取ることもあるのです。
そのためチャイルドシートの取り付けを考えると、4~5名が乗車するには3列目シートが必要になってきます。
もちろん定員5名の普通乗用車であれば法律上問題はありませんが、快適性を考えるのであれば必要だと考えましょう。
こんなオプションをつけておくと◎
子供が生まれて車を買い替えるのであれば、安全・快適装備ともいえる代表的なオプションを紹介します。
自動ブレーキ
自動ブレーキは子供を守るためにもぜひつけておきたいオプションです。
自分の運転にいくら自信があったとしてもヒヤリ・ハットはつきものでしょう。
「万が一」を考えて子供を守るためにも付けるべきだと思います。
空気清浄機
生まれたばかりの子供は、清潔な環境に置いておきたいと思うのが親というもの。
できるだけ綺麗な空気に触れてほしいですよね。
そんなときにオススメするのは「空気清浄機」です。
自動車メーカーごとに呼び名は違うかもしれませんが、基本的には用品などで用意されているかと思います。
綺麗な空気を吸って、一緒に快適なドライブを楽しみましょう。
電動スライドドア
先程ご紹介したスライドドアのさらに上をいくものです。
電動のスライドドアであるため手がふさがっている状態でも力を入れずに開閉することが可能になります。
子育て世帯には重宝されるオプションといえるでしょう。
UVカットガラス(フィルム)
生まれたばかりの子供は自分の身を守ることができません。
そのため車の窓から入る紫外線にも直接当たってしまうことになります。
まだ幼いわが子を、紫外線にさらすことはできますか?できるだけさらしたくないですよね。
そこでオススメしたいのはUVカットガラス(フィルム)です。
こちらはその名の通りUV=紫外線をカットしてくれるガラスです。
このオプションを選択することで効果的に紫外線をカットし、紫外線から子供を守ることができます。
またオプション設定がない場合でも市販のUVカットフィルムやサンシェードである程度代替することが可能です。
それほど高価なものではありませんのでぜひ検討してください。
子供1人か2人かでは必要な装備が異なる?
ここまでご紹介してきた装備やオプションは「子供が生まれた家庭にはオススメ」というもので大まかなものでした。
そのため1人目と2人目では必要な装備が異なる場合があります。
例えば電動スライドドアがいい例でしょう。
ついていれば楽になる装備ですが、子供を両側から乗せない限り、あまり大きなメリットがあるとはいえません。
またオプションの金額が10万円以上になることもあるため、子供が1人であれば費用対効果を考えるとオススメとは言い切れなくなります。
このようにケースバイケースで、装備やオプションは必要なものかどうか見極めていきましょう。
3人家族(1人子供)のオススメ車種3選
子供が1人の3人家族の場合、以下の3車種がオススメです。
箇条書きでそれぞれの特徴と、オススメの理由をご紹介していきます。
ホンダ N-BOX
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ホンダのN-BOXは非常に広い室内空間と高級感あふれる内装が魅力の軽自動車です。
そして両側スライドドアのため、左右どちらのドアからも乗り降りがしやすいという特徴を持っています。
また上位グレードであるカスタムを選択すると、普通車でも見られないような高級感を得ることができます。
高級感と利便性を兼ね備えた1台は、子供だけでなくパパ・ママも楽しめること間違いなしです。
ダイハツ タント
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スライドドア付きの軽自動車と言えばダイハツ タントを思い浮かべる方も少なくないかと思います。
また可愛らしさとかっこよさが上手くミックスされているフォルムに憧れを抱いていた方もいるのではないでしょうか。
タントもN-BOX同様に非常に広い室内空間を誇っており、大きなミニバンなどに負けない快適性を誇りますがその他にも子育て世帯に支持されていることがあります。
それは「ミラクルオープンドア」です。
このドアは通常のスライドドアとは異なり、中間にピラー(柱)を無くすことで開口部を広くし、乗り降りなどの利便性を上げているのです。
利便性、快適性を追求するのであればタントがオススメかもしれません。
スズキ エブリイワゴン
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スズキ エブリイワゴンがオススメである理由はひとつ、「多くの荷物が積める」ということです。
商用車をベースに作られているエブリイワゴンは荷室の広さが他車種の比でないほどに広く、普通車のステーションワゴン並みの積載性を誇ります。
そのためキャンプやバーベキューが好きな家庭であれば、重宝するでしょう。
またエブリイワゴンも両側スライドドアになっています。
子供の乗せ降ろしはもちろんですが、荷物をたくさん積みたいという方にもオススメできる車種です。
3人家族におすすめの車種まとめ
以上が3人家族におすすめの3車種になりますが、これらの特徴をご覧になって何か気付きませんか?
そう、「全てスライドドア付きの軽自動車」なのです。
実はここ数年のスライドドア付き軽自動車は室内空間が非常に広く、利便性も良くなっています。
しかし「スライドドアではない車はダメなの?」と思う方もいるかもしれません。
3人家族であればスライドドアがなくても問題はありませんが、万が一のことを考えるとできる限りスライドドアの付いている車種を選ぶ方がいいと言わざるを得ないでしょう。
また軽自動車の乗車定員は4人のため、乗車人数を気にする方もいるでしょう。
基本的にスライドドア付き車はチャイルドシート込みの4人乗車であってもその広さは十分であるため、それほど心配する必要はありません。
3人家族の方はこれらを参考に検討してみてください。
4人家族(2人子供)のオススメ車種3選
先程は子供1人の3人家族向け車種のご紹介でしたが、この章では子供2人の4人家族向け車種をご紹介していきます。
それでは見ていきましょう。
トヨタ シエンタ
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トヨタ シエンタは近未来的なフォルムが目に焼きつく車種ですが、すごいのは見た目だけではありません。
一見5人乗り程度のスライドドア付き車にも思えますが、実は3列目シートありの7人乗りなのです(※グレードによっては設定なし)。
そのためチャイルドシートを2つ付けた状態でもまだ乗車人数に余裕があり、おじいちゃんおばあちゃんと一緒にお出かけすることも可能になります。
また普段3列目シートを使用しない場合は、シートを収納しておくことが可能なため、荷室スペースを広く取ることが可能になります。
利便性とデザイン性を求めたいあなたにはオススメの1台といえるでしょう。
ホンダ ステップワゴン
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ホンダ ステップワゴンは高い利便性をほこる車で、もちろん両側スライドドア付き車です。
見た目はホンダらしいスポーティーでかっこいいフォルムをしていますが、後部ハッチに「ワクワクゲート」を採用したため(※一部グレードには設定なし)、子育て世帯にとって非常に使い勝手の良い車となっています。
ワクワクゲートは通常の縦方向の開閉だけではなく、横開きにも対応しているため後ろがせまい駐車場でハッチから荷物を乗せ降ろしする際には重宝します。
また後部ハッチから乗降車することも可能なため、子供が大きくなってからも「ワクワク」すること間違いないでしょう。
そして大きな見た目とは裏腹に排気量1.5Lのターボエンジンですので燃費は良いですし、自動車税も同クラスの車種と比べて安いです。
経済的にもお得な車といえるでしょう。
以上のことから「かっこよさ」「利便性」「経済性」の3つを叶えたいのであれば、非常にオススメの車種かと思います。
トヨタ ヴェルファイア
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トヨタ ヴェルファイアは強烈で高級感のある見た目と快適な乗り心地で、競合する同クラスの他車種を寄せ付けない根強い人気のある車です。
もちろん両側スライドドアなのですが、ヴェルファイアの魅力はその「高級感」に集約されているといっても過言ではないでしょう。
2列目シートにはオットマンが付き、3列目シートは広々。
そして天井には嫌味ではなく、むしろリラックスできるイルミネーションランプが付属しています(※それぞれ一部グレードには設定がない可能性があります)。
そのため子供は小さい頃はもちろんですが、長い目で見た時にいつまでも満足してくれるでしょう。
そしてパパ・ママもいつまでもその高級感と快適性に魅了され、長い間満足して乗ることができるでしょう。
以上の特徴から、「少し値段が高くても良いものがほしい」という方にはオススメの車種といえるでしょう。
4人家族におすすめの車種まとめ
以上が子供2人の4人家族におすすめの車種でしたがいかがでしたか?
全て3列シートを備えている大きめの車種であることが分かったかと思います。
「普段そんなに人数は乗らない」という方もいるかとは思いますが、大量の幼児用品を一気に3列目に載せられるなど、乗車以外の使用にも対応できるのです。
子供が2人なのであればその荷物も2倍になるでしょうし、重宝するのではないでしょうか。
4人家族の場合は、どのくらいの大きさが必要なのかを把握して車選びをすると良いかもしれません。
ここまでで、ある程度ご自分の家庭に合った車はどんなタイプかというのはご理解いただけたかと思います。
しかし先立つものは「お金」ではないでしょうか。
ローンを組んで対応するつもりの方もいますよね。
次章ではそんな自動車ローンについて解説していきますので参考にしてくださいね。
どれくらいのローンであれば許容するのか
購入する車のタイプは決まった!あとはローンを組んで購入するだけだ!と意気込むのは良いですが、少し冷静になって考えてみましょう。
頭に思い描いているローンの金額、本当に大丈夫ですか?
どのくらいのローンであればOK?
筆者の感覚で恐縮ですが、何年の返済であってもローン総額は年収の80%程度に抑えておいた方がいいと感じています。
それは年収程度、もしくは年収以上のローンを組んだお客様から「ローンがきつい」というお言葉をよく聞くためです。
実際のところ自動車ローンは気軽に組めるため、誰でも好きな車を購入することができてしまいますが、あまりにも無謀なローンを組むとせっかく購入した車を手放すことになりかねません。
そのためローンを組む際は一回冷静になって、「本当に返済していけるのか」考えてみましょう。
あくまで「無理のない返済=少し余裕を持ってできる返済」というイメージを大切にしましょう。
ネット系のローンも検討する
自動車ローンを組む場合、インターネット系のローンを考えてみるのもひとつの手かと思います。
なぜなら「比較的金利が低い」から。
一度でも数年間のローンを経験したことのある方は分かるかと思いますが、金利が高いと「なかなか元本を減らせない」と悩んだことがあるのではないでしょうか。
自動車ローンは購入金額に対して金利が発生します。
できる限りお得になるためには金利が非常に重要となるでしょう。
0.1%でも低い金利のローンを組むことで、返済に対する不安も軽減できるかと思いますので、ネット系の自動車ローンも検討することをオススメします。
グーネットに自動車ローン申込ランキングが掲載されておりますので、ぜひ参考にしてください。
\優良中古車を探す裏ワザ/
- 中古車は千差万別、相場よりも高い車や故障車が存在
- 優良な中古車は市場に出回らず、普通に購入しても手に入らない
- 優良中古車は状態もよくコスパが良い
一般の人では、優良な中古車は手に入れることができません。
ただし、中古車提案サービスを使うと、市場に出回らない優良な中古車を優先的に紹介してもらえます。
中でもオススメなサービスが「ズバット車販売」です。
※提案してもらうだけでOK、必ずしも購入する必要はありません。
下取り車があれば、高く売ることも考える
もし買い替えによる下取り車がある場合は、下取り車を高く売却することも考えましょう。
下取り車を高く売却することで借入金を少なくし、ローンの返済が楽になるかもしれませんよ。
\下取りよりも30万以上高く売れるかも!?/
- 車を高く売るならディーラーの下取りはオススメできない
- 車買取業者1社だけでは足元を見られた査定をされる
- 複数の買取業者を競争させれば相場よりも高く売れる確率が高い
車一括査定を使うと、あなたの下取り予定の車に得意な買取業者が複数社見つかります。
業者同士が競い合うため、特に交渉せずとも愛車を高く売ることができます。
※必ずしも売る必要はありません。相場をチェックするだけOKです。
まとめ
- スライドドア付き車がオススメ
- オプションは子供に合わせて付ける
- 子供の人数、通常の乗車人数に合わせて車を選ぶ
- ローンは無理なく、ネット系も検討する