中古車というような定価がないモノを高く売るときは、競りをするのが一番高く売れます。
つまり中古車を高く売るには「買取業者同士」を競わせること。
そんな競りをカンタンにできるのが車一括査定と呼ばれるサービスです。
車一括査定とは、あなたの住所や車種情報を入れると、お近くの買取店が自動的にピックアップされて、複数の買取店に査定依頼が同時に行えるサービス
車一括査定を利用するだけで、買取業者からしてみると競りに掛かっている状態。
さらには、買取業者を同日・同時刻に呼べば、より競りが加速します。
また、各買取業者ごとに時間を取らなくていいので、時間短縮にもつながります。
同日・同時刻に買取業者を呼んでいる人も実際にいます。
結局査定については時間取られたくないので3社ぐらい同時出張査定することにしました
— 西月みかほ@繁忙期 (@westmoon727) January 9, 2019
車の出張査定終了♪(*´ω`*)
— ♂と⃕も⃕も⃕@4月未定 (@317ChelsyReaL) September 14, 2017
ディーラーさんより高値になって良かった♪
4社同時で、何かセリみたいになって面白かった(笑)
最後に契約してる時、「さっき帰した強引な業者さんに当日引き渡しを迫られてたけど、うちはいいからねー。最後に愛車と過ごす時間も欲しいでしょ」って言われて、やっぱりこの人で契約できて良かったと思った!
— mai 現役FP/クローン病 (@mai_0112) April 13, 2014
以上、初めての車買取 数社同時出張査定レポートでした。
実際に筆者も同日・同時刻に複数社の買取業者を呼んだことがあります。
その際に目にするのが、買取業者同士が仲良く話していること。
本来であれば、競合に当たるためピリピリしているかと思いきやそうでもありません。
そこで1つ不安が出てきます。
「買取業者同士が仲が良く、談合のリスクがあるのではないか」
火のない所に煙は立たぬと言われますが、実際にTwitterを見ても書かれている人がいます。
都心暮らしになったらバスがめっちゃ便利になったので、車の売却査定をしてるんですが、あれだな、どうせ予定調和っつーか談合みたいなのがあるんだろという感じ。
— そのう (@sonoukeikoADD) January 21, 2020
本日 合同査定での売却手続きが完了
— tameda (@Kanshiro_Tameda) December 2, 2021
YouTube等で散々言われてるけど
合同査定は談合の温床ですね
大手中古車販売店も地元の車屋と
ズブズブだし
業界内で転職してる人間ばっかだから
内部の状況も筒抜けらしい
皆さんもお気をつけて
私はその中でも良い業者に
出会えたから本当に良かった
車の一括査定での裏では
— アル@防災垢 (@altyan4) August 13, 2019
談合が行われているとのこと。
こないだ査定に来た兄ちゃんが言うとったわ。
残念でしかたない
車売る時は絶対相見積もりにしましょう。
— ちちやす (@chichiyasu_8) July 6, 2019
出張査定で営業マンがくると思いますが、一社と話するのはやめましょう。出し抜かれます。
営業マンから目を離すのはやめましょう。業者間でかなりズブズブなので談合は日常茶飯事です(これが一番悲惨)
とにかく高く売りたいなら同時に金額一発出しが一番。
本記事では、実際の買取業者にヒアリングした事例を元に談合のリスクと回避する方法についてお伝えします。
\愛車の最高額をチェック/
車は買取業者が競い合うことでどんどん査定額が上がります。
車一括査定を使うと、あなたの売却予定の車に得意な買取業者が複数社見つかります。
買取業者同士が競い合うため、特に交渉せずとも最高額がチェックできます。
※必ずしも売る必要はありません。相場をチェックするだけOKです。
車買取の談合の可能性はある
筆者はもともと某買取業者に勤務しており、査定をしておりました。
今でも知り合いに買取業者で勤務している方がいますので、ヒアリングしてみました。
Q,今でも車買取で談合の可能性はありますか?
A.談合の可能性はありますし、実際にしたことがあります。買取業者間で競うとどうしても買取価格を高くする必要があり、買取業者の利益が下がってしまいます。そこで買取業者同士で「今回のお客さんはA社に譲ります。でも次のお客さんはB社に譲ります。」といった事が行われています。
当たり前の話ですが、売り手としてはできるだけ高く売りたいもの。
逆に買取業者はできるだけ安く買いたいと思っています。
そして買取業者同士が競い合い買取額が高くなるのは、売り手である私たちにとってはプラスなのですが、買取業者にとってはマイナス。
そこで、買取業者同士で談合をしているケースが稀にあります。
買取業者が裏で話し合い買取価格の上限を決めてしまうことがあるのです。
特に車一括査定が普及してきてから、買取業者同士がバッティングすることが増えています。
毎日のように同じエリアのお客さんを査定していれば、顔見知りになることが多々あるのです。
買取業者にとっては、談合をすることで全体的に安く査定額を定めることができます。
もちろん、談合は消費者の利益に反するもので、損を被っているのは、売り手である私たちです。
買取業者同士の談合を避ける2つの方法
談合がある以上、車を高く売るためには談合を避けたいと誰もが思うと思います。
その方法が下記となります。
車買取の談合を避ける2つの方法
- 車一括査定を複数利用して大手と中小に分けて依頼する
- 出張査定の日時を別々にする
上記について解説します。
対策①複数の車一括査定を利用して大手と中小に分けて依頼する
具体的な方法は下記の通り。
ことです。
そうすることで、普段バッティングしない買取業者を競わせることができるので、談合をリスクがグッと下がります。
対策②出張査定の日時を別々にする
さらに談合のリスクを回避するためには、やはり出張査定の日時をずらすこと。
同じ時間にすると、どうしてもその場で買取業者同士が話し合って談合をする可能性が高まります。
車の査定を同日・同時刻に呼ぶメリットデメリットについては下記記事で詳しく解説しています。
まとめ