あちこちぶつけたり、汚れていてボロボロの車になっていると
- 「どうせこんな車は売れないんだろう」
- 「廃車にするしかないよね」
こんな風に多くの人は思っています。
この考え、非常に損する可能性が高いです。論より証拠。
まずは、古い車でも売れている実績を見てみましょう。
下記は廃車専門業者「カーネクスト」「ソコカラ」「廃車本舗」に掲載されている買取事例。
※出典:カーネクスト
※出典:ソコカラ
※出典:廃車本舗
20年落ちの車や走行距離が20万キロを超える古い車でも実際に売れているのです。
つまり、ボロボロの車でも、数十万円で売れる可能性が十分にあるということです。
本記事では、ボロボロの古い車がどうして売れるのかの理由と古い車を高く買い取ってもらう方法について説明します。
\愛車の最高額をチェック/
車は買取業者が競い合うことでどんどん査定額が上がります。
車一括査定を使うと、あなたの車を得意とする買取業者が複数社見つかります。
さらに買取業者同士が競い合うため、特に交渉せずとも最高額が分かります。
また、どこか1社だけの査定がいい人は「カーセブン」がオススメです。
カーセブンは、顧客評価も非常に高く、買取後の減額も一切ない優良の買取業者です。
値段が付きにくい古い車は、「カーネクスト」がオススメです。
※必ずしも売る必要はありません。相場をチェックするだけでもOKです。
20年落ちの古いボロ車を売るオススメの方法
古くてボロボロの車でも値段が付いて売れる理由は下記3つです。
- 海外輸出して販売するから
- パーツとして買取をするから
- 鉄スクラップにするから
この中で一番高く買い取られるのは、「海外輸出して販売する」こと。
つまり、今まで走ってきたボロボロの古い車であれば海外輸出に強い買取業者を探すのが大事。
海外に強い買取業者を探すオススメの方法
海外に強い買取業者で一番カンタンな依頼方法は「大手買取業者」に依頼すること。
例えば、ガリバーなどは海外にも店舗拡大をしており、海外輸出を積極的に行っています。
ガリバーだけの依頼では、どうしても足元をみた買取額になります。
しかも「ボロボロの車はそこまで値段が付かない」と思い込んでいるのもあり、そのことを理由に大手買取業者を買い叩いてきます。
そこでオススメなのは、複数の買取業者に査定依頼をすること。
そうすれば、買取業者同士で競争が生まれ買い叩かれることが少なくなります。
まずは買取業者を複数社当たってみる
今では車を売るとき車一括査定を使う人が増えてきました。
車一括査定とは、あなたの住所や車種情報を入れると、お近くの買取店が自動的にピックアップされて、複数の買取店に査定依頼が同時に行えるサービス
車一括査定を使えば、海外に強い買取業者だけではなく、パーツ買取に強い業者や鉄スクラップをする廃車業者など同時に多数依頼することが可能。
各一括査定の参加業者数
- カーセンサー:700社以上
- ズバット車買取:200社以上
- カービュー:300社以上
- ナビクル:100社以上
車一括査定のオススメについては下記記事でさらに詳しく解説しています
廃車買取専門業者にする
カーセンサーを使っても、値段が付かないようであれば廃車専門業者「ソコカラ」「カーネクスト」がオススメです。
ソコカラは創業25年にもなり実績抜群の廃車業者です。
元サッカー選手の本田圭佑さんを起用したTVCMでも話題になった廃車業者。
どんな状態の車も高い買取額を実現できる海外ルートを数多く持っています。
今なら10,000円以上の最低買取保証キャンペーンを実施しています。
カーネクストはTVCM放映で知名度、実績共に申し分なし。廃車にするような車を積極的に買取しています。
しかもカーネクストは「0円以上の買取保証」に加えて、「廃車手続きの代行費用」もすべて無料で実施。
- 事故車、不動車、車検切れの車でもOK
- 0円以上の買取保証、TVCM放映で知名度抜群
URL:https://carnext-haishakaitori.jp/
※どんな状態の車でも0円以上の買取保証をしてくれます。
カーセンサーを使っても値段が付いて売れない場合は、「カーネクスト」「ソコカラ」を使いましょう。
廃車業者でも値段が付かないならディーラー下取りもあり
廃車業者でも値段が付かない場合かつ新車に乗り換えを検討している人は「ディーラー下取り」にしましょう。
ディーラーは新車の値引きする額には限界があります。
そんな時は、下取りの金額を上げて実質値引きをするという手法を取るディーラーが多いのです。
廃車業者で値段が付かなかった車になるので、高い買取額は期待できませんが、1~10万ぐらいで引き取ってもらえることは多々あります。
クラシックカー(旧車)なら旧車買取専門業者へ
クラシックカーは一部のマニアの間で人気で高く買い取ってくれる業者があります。
カーセンサーであれば、旧車買取の専門業者も多数参加しているので簡単に探すことができます。
クラシックカーの買取を考えているなら、カーセンサーを利用してみましょう。
20年落ちの古いボロ車が買取してもらえる3つの理由
古い車が値段がついて買い取ってもらえるかについて説明します。
理由は大きく3つあります。
- 海外輸出して販売するから
- パーツとして買取をするから
- 鉄スクラップにするから
理由①海外輸出して販売するから
まず一番大きな理由は、発展途上国(東南アジアやアフリカ地域)を中心に日本の中古車が大変人気があるため。
テレビなどで、日本メーカーの車が走っているのを見たことはないでしょうか?
※出典:JICA海外協力隊の世界日記
下記は一般社団法人 日本自動車工業会で発表されている「自動車の輸出額(F.O.B.価格)推移」のデータから抜粋。
自動車の輸出額が年々伸びているのが分かると思います。
しかも海外では古くて走行距離が多い車ほど良いという評価を受けたりもします。
日本では再販が難しい中古車も、海外では中古車として再販が可能なことが十分あるのです。
理由②パーツとして買取をするから
車はボディ・タイヤ・カーナビなど様々な部品で構成されています。
走る車として価値はなかったとしても部品として価値が付く場合があります。
例えば、下記のように左側ドアボディーをぶつけて凹んでいる車があるとします。
おそらく修理をすると10万以上は掛かります。
もし、あなたがもしこれと同じ車を持っていて、傷や凹みがなければ、このパーツのこの人を売ることが可能。
つまりパーツとして需要があり、値段が付いて売れることはよくあることなのです。
理由③鉄スクラップにするから
車の半分は鉄でできています。
鉄は溶かすことで資源となり、価値が産まれるのです。
鉄スクラップの相場は、常に変動しており、一般社団法人日本鉄リサイクル工業会で毎月発表されています。
2024年3月の鉄スクラップ相場:4.97~5.1万円/トン
車種によって違いはありますが、車に使われている鉄の重量は、車両重量のおよそ半分。
一般的な普通車の車両重量は1.5トン、軽自動車が0.8トンです。
普通車の場合
- 鉄の量:1.5トン÷2=0.75トン
- 鉄スクラップ料:0.75トン×4.97~5.1万円≒3.7万円~3.8万円
軽自動車の場合
- 軽自動車の鉄の量:0.8トン÷2=0.4トン
- 鉄スクラップ料:0.4トン×4.97~5.1万円≒1.9万円~2.0万円
鉄のスクラップ相場は下記記事でさらに詳しく解説しています