車の査定はスタッフが独断と偏見でするものではありません。
車査定は基準があり、そのルールに沿ってチェックをしているのです。
この記事を書くにあたり、その基準と車査定に使われるチェックシートを入手。
査定士が確認するポイントを全て明らかにしています。
- 車査定ってどこをチェックするの?
- 事前にできる対策はあるの?
- どんな状態だとプラス査定になるの?
この記事は、そんな疑問の全てにお応えする内容になっています。
実際に車査定に使われるカーチェックシートを用いてポイントを紹介しているため、最後まで読めば査定士の行動が全て分かります。
事前にできる対策を講じておくことで、ベストな状態の車を査定してもらえるようになるでしょう。
車査定に使うチェックシートを見れば査定ポイントがわかる
※出典:JAAI
これは、JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)が公開している、カーチェックシートというもの。
JAAIは車の査定基準を作っている団体で、いわば車査定におけるパイオニア的存在。
そのJAAIが、車査定時に確認すべき項目を1枚のチェックシートにして公開しているのです。
このカーチェックシートは、以下の11項目に分かれていて、それぞれ所定のルールに従って点数を記入していきます。
項目 | 内容 | チェックするポイント | 対策 |
---|---|---|---|
1.カーチェックシートの欄外 | 車のクラスなどを記入 | 車種 ハンドルの位置 輸入車かどうか |
なし |
2.仕様の欄 | 車の仕様を記入 | ドア数 トランスミッションの方式 |
なし |
3.転記の欄 | 車検証の情報を記入 | 車検証 自賠責保険証明書 リサイクル券 定期点検記録簿 |
事前に書類を用意する |
4.車両図の欄 | 外装の傷などの情報を記入 | ボディのキズ、凹み、汚れ エアロパーツの有無 ドアの開閉 アンテナ 窓のヒビや割れ ルーフの凹み ライトのヒビや割れ |
落とせる汚れは洗車で落とす |
5.重点項目チェックの欄 | 走行距離などの情報を記入 | 走行距離 | なし |
6.内装シート図の欄 | 内装の汚れなどを記入 | 室内の汚れ、匂い 喫煙歴 ペット同乗歴 シートの状態 ハンドルの状態 スペアタイヤの有無 ヘッドレストの有無 カーナビ オーディオ |
落とせる汚れはクリーニングし綺麗にしておく |
7.車両本体の欄 | 走行に支障がないかを記入 | エンジンの異音 オイル漏れ 足回りの状態 電装品の作動 バッテリー残量 |
事前に自分で確認しておく |
8.タイヤ・ホイールの欄 | タイヤの情報を記入 | タイヤの溝 ホイールのキズ |
なし |
9.商品価値の欄 | 走行距離、修復歴の有無を記入 | 走行距離 修復歴 改造歴 |
もとに戻せるカスタムは純正に戻す |
10.装備品の欄 | 車両の装備品を記入 | スペアキーの有無 純正装備の動作確認 純正部品の有無 |
事前に用意しておく |
11.価格計算の欄 | 査定結果を記入 |
車査定の基礎知識
カーチェックシートの中身を解説する前に、車査定の基礎知識をカンタンに説明します。
車査定は点数制となっており、10点で1万円と決まっています。
※出典:JAAI
これはJAAIが公開している査定マニュアルの中の1枚。
画像は外装の査定基準を表にしたものですが、赤枠の中を見ると点数が記されているのが分かります。
チェックシートには、この査定基準に従って点数を記載していき、最後に総合点を出して査定額を算出する流れとなっています。
次章では、この基礎知識を基に、車査定ではどんな点をチェックされるのかを紹介していきます。
車査定でチェックされる11のポイント
前章で紹介したカーチェックシートには、11の記入項目があります。
本章では、そのポイントを一つずつわかりやすく解説。
どんな状態がプラスで、どんな状態がマイナスなのかを紹介していきます。
項目 | 内容 | チェックするポイント | 対策 |
---|---|---|---|
1.カーチェックシートの欄外 | 車のクラスなどを記入 | 車種 ハンドルの位置 輸入車かどうか |
なし |
2.仕様の欄 | 車の仕様を記入 | ドア数 トランスミッションの方式 |
なし |
3.転記の欄 | 車検証の情報を記入 | 車検証 自賠責保険証明書 リサイクル券 定期点検記録簿 |
事前に書類を用意する |
4.車両図の欄 | 外装の傷などの情報を記入 | ボディのキズ、凹み、汚れ エアロパーツの有無 ドアの開閉 アンテナ 窓のヒビや割れ ルーフの凹み ライトのヒビや割れ |
落とせる汚れは洗車で落とす |
5.重点項目チェックの欄 | 走行距離などの情報を記入 | 走行距離 | なし |
6.内装シート図の欄 | 内装の汚れなどを記入 | 室内の汚れ、匂い 喫煙歴 ペット同乗歴 シートの状態 ハンドルの状態 スペアタイヤの有無 ヘッドレストの有無 カーナビ オーディオ |
落とせる汚れはクリーニングし綺麗にしておく |
7.車両本体の欄 | 走行に支障がないかを記入 | エンジンの異音 オイル漏れ 足回りの状態 電装品の作動 バッテリー残量 |
事前に自分で確認しておく |
8.タイヤ・ホイールの欄 | タイヤの情報を記入 | タイヤの溝 ホイールのキズ |
なし |
9.商品価値の欄 | 走行距離、修復歴の有無を記入 | 走行距離 修復歴 改造歴 |
もとに戻せるカスタムは純正に戻す |
10.装備品の欄 | 車両の装備品を記入 | スペアキーの有無 純正装備の動作確認 純正部品の有無 |
事前に用意しておく |
11.価格計算の欄 | 査定結果を記入 |
それでは、各項目の詳細を見ていきましょう。
1.【査定への影響度:小】カーチェックシートの欄外
※出典:JAAI
カーチェックシートの欄外というのは、車自体のクラスや駆動方式、輸入車かどうかという情報を記入するもの。
車両クラスには「特・Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅳ・軽」と別れております。
クラス別の代表車種一覧
- 特(特大型車):センチュリー、レクサスLSシリーズ、シーマ、レジェンドなど
- Ⅰ(大型車):クラウン、MIRAI、IS、アリスト、フーガ、セドリック、レジェンド、フェアレディZ、センティア、アルファード、ベルファイア、エルグランドなど
- Ⅱ(中級クラス):マークX、カムリ、コンフォート、マークⅡ、スカイライン、プレサージュ、ティアナ、ローレル、アコードハイブリッド、オデッセイ、MPV、RX-8、ハイエース、エスティマ、キャラバン、デリカD:5など
- Ⅲ(中型車):イプサム、86、セリカ、プリウス、プリウスα、アイシス、ウィッシュ、ラフェスタ、シルビア、リーフ、ジェイド、アコード、インサイト、ストリーム、ロードスター、プレマシー、アテンザ、エスクァイア、ノア、ヴォクシー、セレナ、ステップワゴンなど
- Ⅳ(コンパクトカー):ソリオ、スイフト、インプレッサ、ブ0ン、トール、カローラスパシオ、カローラルミオン、ヴィッツ、パッソ、イスト、ラクティス、アクア、ノート、キューブ、グレイス、シャトル、フリード、フィット、デミオ、ベリーサなど
- 軽(軽自動車):アルト、ワゴンR、スペーシア、MRワゴン、ムーヴ、ウェイク、キャスト、ミラ、タント、コペン、ピクシス、デイズ、モコ、N BOX、N-ONE、ライフ、AZワゴン、ekワゴンなど
これはJAAIが定めているものなので、査定価格が上がるコツなどはありません。
車の仕様を記入されるだけなので、気にする必要はない項目と言えます。
2.【査定への影響度:小】仕様の欄
仕様の欄には、ドア数やボディタイプが記入されます。
これも車の仕様が記入されるだけなので、特に気にすることはありません。
3.【査定への影響度:小】転記の欄
転記の欄には、車検証に記載されている所有者やナンバープレートの情報が記入されます。
車査定の際には、「車検証、自賠責保険証明書、リサイクル券」がチェックされ、査定している本人の車かどうか、車検が残っているかどうかという基本的なことを確認されます。
JAAIでは車検残は下記のようにプラス査定になります。
車検残によるプラス査定
※出典:JAAI
車検前に車を売る判断については下記記事で詳しく解説しています。
4.【査定への影響度:大】車両図の欄
車両図の欄というのは、車のボディに傷や凹みがあるかどうかを記載する欄です。
チェックシートには車の展開図が書かれているので、実車の傷や凹みがある部分と同じ箇所に「どんな傷や凹みがあるのか」を記入していきます。
JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)が定めた査定基準では下記のようになっています。
キズ、へこみの大きさ | 塗装で修復可能な 浅いキズ |
塗装+板金で修復可能な 深いキズ |
---|---|---|
~1cm未満 | なし | |
1cm~カードサイズ未満 | 10点(1万円) | |
カードサイズ~A4サイズ未満 | 10点~20点(1~2万円) | 15点~50点(1.5~5万円) |
A4~パネル面積の半分未満 | 15点~55点(1.5万~5.5万) | 20点~80点(2万~8万) 20点~110点(2万~11万※) ※大型車の場合 |
パネル面積の半分~ | 25点~240点(2.5万~24万) |
この項目にプラス査定はないので、傷や凹みの数が少ないことで「なるべくマイナスとならない」ことが重要です。
車査定の傷やへこみによる査定額の影響は下記記事で詳しく解説しています。
5.【査定への影響度:大】重点項目チェックの欄
重点項目というのは、走行距離やボディカラーのこと。
走行距離は「1年1万キロ」が基準とされ、登録から経過した年数に対してその基準を上回っているか下回っているかをチェックします。
車査定と走行距離の関係は下記記事で詳しく解説しています。
車の走行距離はどうすることもできないので、査定時に走行していた距離数で出される結果を受け入れるしかありません。
同様に、ボディカラーも変えることはできないのでありのままを受けれるしかないでしょう。
6.【査定への影響度:大】内装シート図の欄
内装、シート図の欄にはタバコの焦げ跡や匂い、シートの状態を記入します。
※出典:JAAI
これはJAAIが定める内装の査定基準。
大きな減点事項がなければ、プラス20点(2万円)になることが記載されています。
しかし、タバコの匂いは40点(4万円)のマイナスとなっていることも分かります。
内装はクリーニングである程度状況を改善することができるため、査定前にはできるだけ室内を綺麗にしておきましょう。
7.【査定への影響度:大】車両本体の欄
車両本体の欄というのは、エンジンや足回りが正常に作動しているかどうかを記入する欄です。
点検記録簿とは下記のような点検で何をチェックしたかを記録した用紙。
ボンネットを開けてオイルが漏れていないかどうかを確認し、エンジンをかけて異音がないこともチェックします。
ライトなどの電装品が作動するかどうかも、ここでチェックします。
リモコンキー、つまりカギやスペアキーを紛失した場合も減点になります。
8.【査定への影響度:小】タイヤ・ホイールの欄
タイヤ・ホイールの欄とはそのままの意味で、タイヤの溝の残りや、装着されているアルミホイールのインチ数などを記入します。
JAAIの査定基準によると、タイヤは1.6mm以上の溝があればマイナスにはなりません。
タイヤ1本の溝により査定増額減額表
インチ | スペア欠品 ()内アルミ |
1.6㎜未満 | 1.6㎜以上 | 5mm以上 | ホイール交換 ()内アルミ |
---|---|---|---|---|---|
19以上 | -(-8.2万) | -3.5万 | 0 | +0.8万 | -(-4.7万) |
18 | -(-6.8万) | -3万 | 0 | +0.7万 | -(-4.7万) |
17 | -(-5.7万) | -2.5万 | 0 | +0.6万 | -(-4.7万) |
16 | -2.7万(-4.6万) | -1.7万 | 0 | +0.5万 | -1万(-2.9万) |
15 | -2.2万(-3.6万) | -1.3万 | 0 | +0.4万 | -0.9万(-2.3万) |
14 | -1.8万(-3.1万) | -1万 | 0 | +0.3万 | -0.8万(-2.1万) |
13以下 | -1.6万(-2.9万) | -0.9万 | 0 | +0.2万 | -0.7万(-2万) |
※タイヤ修理キットの欠品:-1.5万
※ひび割れ、亀裂、片べり、段べりなどの傷摩耗は残り溝問わず1.6㎜未満で減点
※出典:JAAI
スタッドレスタイヤやスノータイヤ1本の溝により査定増額減額表
インチ | 5㎜未満 | 5㎜以上 | 8㎜以上 |
---|---|---|---|
17以上 | -2.5万 | 0 | +0.6万 |
16 | -1.7万 | 0 | +0.5万 |
15 | -1.3万 | 0 | +0.4万 |
14 | -1万 | 0 | +0.3万 |
13以下 | -0.9万 | 0 | +0.2万 |
※地域性を考慮して適用する
車を売るときのタイヤについては下記記事で詳しく解説しています。
9.【査定への影響度:大】商品価値の欄
商品価値の欄というのは、車の走行距離や書類が全て揃っているかどうかを記入するところ。
書類というのは、定期点検記録簿と取扱説明書のことを指します。
車検証や自賠責保険証明書、リサイクル券は揃っているのが前提なので書類には含まれません。
売却に必要な書類については下記記事で詳しく解説しています。
10.【査定への影響度:大】装備品の欄
装備品の欄というのは、基本的な車の装備が備わっているかどうかを記入するところです。
エアコンやパワーウィンドウといった基本的なものから、エアバッグといった後から装着することができない装備品を記入していきます。
JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)の査定基準では下記のようになっています。
- エアコンの故障:-4万円(ガスチャージのみ:-1万円)
- パワーウィンドウ:-3万円(1年以内)、-2万円(2~3年目)、-1万(4年目~) ※1か所付き
車査定とエアコン故障の関係については下記記事で詳しく解説しています。
11.【査定への影響度:小】価格計算の欄
価格計算の欄というのは、これら全ての査定結果から最終価格を算出するところです。
査定の結果プラスとなる点数の合計とマイナスとなる点数の合計を計算し、車種ごとに設定されている「基本価格」と合わせます。
また、ワンオーナーというのは中古車購入者が気にするところ。
ただし、JAAIの査定基準に「ワンオーナー」は含まれていないのです。
車の査定額に大きく影響するのは「競合」
これまで話してきた通り、査定基準は決まってしまっているため、後からどうしようもならないことがほとんど。
原則、査定基準や相場に応じて査定額が決まりますが、基本的に買取業者は安く買いたいと思っています。
買取業者からすると、車を買い取って再販することでご飯を食べています。
利ザヤが大きければ大きいほど買取業者の利益は高まるためです。
一方、買取ができなければ売上・利益は0円ということ。
つまり、買取できることは買取業者にとってビジネスの生命線なのです。
そして、買取業者にとって一番いやなことが、競合他社に買い取られてしまうこと。
売主からすると、高く買い取ってくれる業者に売るのは当たり前。
つまり、競争相手を作ることが、買い叩かれるリスクが少なくなるのです。
実際に買取業者間でも査定額の差が大きいのが分かると思います。
車の買取査定した結果
— crown10th (@crown10th) May 22, 2022
上から査定順
ビッグモーター 40万
カーチス 45万
ネクステージ 40万
ラビット 50万
オートバックス 40万
アップル 35万
カーセブン 26万
ユーカーパック(オークション形式) 29万
【今回の買取例】
— 工場長 シゲさん【改良型NX納車待ち】 (@aiko15junky) January 10, 2023
某Tディーラー:230万円(買ったところ)
ビッグモーター:245万円(少し高い)
ネクステージ:250万円(ちょっと上乗せ)
某Lディーラー:270万円(下取りとして)
ラビットさん:272万円(素晴らしい)
義父の車を売却するため、四社の中古車買取業者に同時間に査定に来てもらいました。
— 岡 洋介 / Snapmart CEO (@yosukeoka) January 6, 2019
結果を名刺に書いて頂き、一番高い所に売却。結果は
カーセブン:87.5万
ビッグモーター:72.5万
ラビット:72.3万
アップル:66万
日産ディーラー:55万
こんなに差が出るのか。。。
同時刻一斉査定&入札お薦めです。 pic.twitter.com/rqaZRTBWsl
車一括査定を使えば簡単に競争させられる
車一括査定とは、あなたの住所や車種情報を入れると、お近くの買取店が自動的にピックアップされて、複数の買取店に査定依頼が同時に行えるサービス
車一括査定を使えば、時間をかけず複数社による競合をさせることが可能。
ちなみに4社の査定額です。
— りーさん🐲 (@RO_HONE) April 24, 2023
名刺の裏に金額を書いてもらい、各社から別々に私が受け取って、せーので裏返して査定額を見ました笑
ビッグモーターが1番でしたが、後から減額するな、したら他で売ると念押ししました。 pic.twitter.com/RJvCFfJCcA
🚗のはようごさいます🚙
— 名倉│昭和式子育てオヤジ (@tana_car9) September 7, 2022
一括査定、3社同時に来てもらって入札形式と言うのを試してみた!
次の車を買うお店下取り査定してもらった額は110万だったので、下限を110万に設定して入札してもらった結果は…
131.4万🎉🥳この数字が出るとは意外だったけど、高ければ高い方がいい!#ネクステージ https://t.co/3wfewa43xz pic.twitter.com/3b8YlXPopb
ハリアー(1年8ヶ月、3.3万キロ)売却まとめ
— かっち (@kacchi25) August 22, 2022
一括査定価格が331万円(入札時+20万)
ディーラー下取りが220万
目安に使用したダイハツAI査定が278万
なお購入価格が諸税含めて313万、残債234万
車を売るなら
①ダイハツAI査定で相場把握
②MOTA一括査定で入札価格把握
③現車一括査定(3社)→名刺裏入札 pic.twitter.com/hQO0QAXHBn
約150万円で購入した平成26年初登録の中古車。4社を集めて入札した結果、めちゃくちゃな価格差。最低298000円、最高633000円。(なお事前のオートバックス査定は50万円)4万キロ以上走ったので、元は取ったと思う。あとは新車の到着を待つのみ。 pic.twitter.com/jellMQjF2I
— 軍手@C101新刊委託中! (@gunziotaku) December 7, 2021
もし少しでも高くお得になりたいのであれば、ぜひ利用することをオススメします。
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[st-kaiwa-1504]車一括査定が良いのは分かったけどどれを使えばいいのか分からない・・・[/st-kaiwa-1504]
[st-kaiwa-1512 r]ちょっと待ってね!車一括査定にもデメリットがあるよ。[/st-kaiwa-1512]
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オークションを運営しているサービス会社が仲介してくれます。
通常の車一括査定でも電話防止機能があり、オークション形式も選べる「カーセンサー」が一番オススメです。
一方でオークションは買取業者との交渉ができないため、車一括査定の比べると買取額が低くなる傾向があります。
電話ラッシュは嫌だけど買取業者との交渉がしたい人は「MOTA」がオススメです。
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その中の上位3社のみと交渉を行い実査定をして買取額を比較できるサービス。
各社も焦って電話をかけてくることがないため、車一括査定のような電話ラッシュを防ぐことができます。
また、複数社との交渉は面倒なのでどこか安心できる買取業者1社だけで良いという場合は、「カーセブン」がオススメです。
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実際にカーセブンは「再査定による減額」や「キャンセルによる違約金」はしないと公言しています。
オリコン顧客満足度調査を見ても、必ずTOP3に入っており、顧客からの評価も昔から継続して高いです。
安心かつ大手の買取業者に依頼したい場合は、「カーセブン」がオススメです。
車一括査定のオススメについては下記記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 車査定でチェックされるのは11の項目
- 車査定は点数方式で、査定基準に対してプラスかマイナスかをチェックする
- ベースとなる査定基準があり、その基準に従ってカーチェックシートに結果を記入する
- 内外装が汚れていると正確な査定ができないのでできる範囲で綺麗にしておく
- 付属品や純正パーツ、書類や取扱説明書は全て用意しておく